JR熊本駅・祇園橋近くの熊本市西区春日にある、心療内科・精神科の永知医院|不眠症・うつ病・パニック障害・もの忘れ(認知症)・適応障害・自律神経失調症・統合失調症など

心療内科・精神科

心療内科・精神科とは

精神科とは、「こころ」の症状や病気を扱う科であり、「こころ」の病気そのものを治療します。
例えば、不眠、抑うつ、強い不安、イライラ、幻覚、幻聴、妄想といった症状です。
精神科は、躁うつ病、統合失調症など、主に精神的な症状が強く現れる精神障害の治療を行います。 一方、心療内科とは、様々なストレスが原因でおもに「からだ」に症状が現れる場合、その症状や病気を治療する科です。
例えば、強い動悸が続いたり、下痢・腹痛などお腹の具合が悪くなったり、血圧が高くなる、喘息の症状が現れてくるといった症状です。
内科的な病気は見つからなかったが、もし最近強いストレスを感じる出来事があり、それ以降からだの調子が悪くなったというようなとき、心療内科を受診されてみることをおすすめします。

心療内科・精神科へのお問い合わせが多い病気の主な特徴

睡眠障害(不眠症)
不眠症とは、睡眠障害の一種で、「なかなか寝付けない」「夜中に何度も目が覚める」「朝早く目が覚めて再び眠れない」「眠った気がしない」などの夜間の睡眠トラブルの影響で、昼間の日常生活に支障をきたす状態が続く病気です。
うつ病
うつ病とは、憂鬱な気分、気力が無い、考えがまとまらないなどといった症状が続く疾患です。
またこれらの症状に加えて、不眠、食欲の低下、からだがだるい、肩が凝ったり、頭が重たいといった身体の症状が現れることが多いのが特徴です。
パニック障害
パニック障害とは、突然、動悸・息切れ・呼吸困難・めまい・吐気などの恐怖を覚えるようなパニック発作が起こり、それが何回も繰り返される病気です。
パニック発作を繰り返すうちに、発作が再発することへの不安が強くなる予期不安や、発作が起きたときに助けが得られないことを心配して公共交通機関などに乗れなくなる広場恐怖や、うつ症状が現れるようになることがあります。
認知症
認知症とは、脳の障害が原因で、知的能力が日常生活に支障をきたすほど低下する疾患です。
認知症では、「物覚えが悪い」「日時や場所が分からなくなる」「道に迷う」などの症状が現れます。
双極性障害(躁うつ病)
気分が高まり、人と沢山話すようになり、その話題が次々に変わる、怒りっぽくなる、自制がきかない(浪費、性欲等)の症状とうつ状態を繰り返す疾患です。
脅迫障害(OCD)
自分で意味がないとわかっていても、ある考えがいつまでも頭から離れない、ある行動を繰り返さないと気が済まない疾患です。
社会不安障害(SAD)
他人に悪い評価を受けることや、人目を浴びる行動に対する不安から、強い苦痛や身体症状が現れ、次第にそうした場面を避けるようになる疾患です。
身体表現性障害(心身症)
原因となる身体疾患が見当たらないにもかかわらず、さまざまな身体症状を訴える神経症です。
全般性不安障害(GAD)
いろいろな出来事や日常活動について、過剰な不安と心配が長期間にわたって持続する疾患です。
解離性障害(ヒステリー)
自分が誰か理解不能になったり、複数の自己を持ったりする疾患です。
突然、家庭や職場などの日常的な場所を離れて放浪したり、曖昧な受け答えや、前後の文脈と関係のない的外れな話をしたりと障害によって様々症状が現れます。
適応障害
ストレスは現代社会の生活において避けては通れないものですが、それがあまりに強度なものになると心理的に大き過ぎる負荷となり環境に適応できない結果、心身に症状が出現することがあります。
睡眠障害(不眠)、食欲低下、うつ病などの精神的なものから、胃痛、めまい、倦怠感などの身体的な症状など様々な症状が現れます。
自律神経失調症
食べ物の消化や心臓の動き、体温変化などを、自分で意図して変えることはできません。
そういった内臓や血管、汗腺などを含めた全身の調子を常に整えているのが自律神経です。
自律神経失調症とは、自律神経の働きが何らかのきっかけでバランスを崩し、内臓のコントロールにひずみが出てしまいます疾患です。
いろいろな検査をしても異常はでませんが、「常にだるくて疲れやすい」「冷えたりほてったりして体温調節がうまくいかない」「吐き気がしたり便秘や下痢が続くなど、なんとなく胃腸の調子が悪い」「心臓は悪くないのに動悸がしてくる」など、様々な症状が体のあちこちに現れます。
また、「眠りにくい」「理由もないのにあせったり、いらいらする」などの精神的な不調が一緒に出ることもあります。
自律神経の緊張を解き不安を和らげる薬を調節しながら、神経が少しでも整った状態に戻れるよう、症状にあった助言を致します。
統合失調症
統合失調症とは、本来聞こえないはずの音や声(幻聴)などの幻覚を感じ、事実ではない考え(妄想)を持ってしまうために、それらの症状の影響をうけて会話や行動が異常な変化を起こしす疾患で、昔は精神分裂病といわれていました。
その結果、家族など周囲の人々とスムーズな会話や意思疎通ができなくなり、対人関係も悪化します。
脳内の情報伝達物質の異変が原因のひとつと推測され、それを修正する薬(抗精神病薬)による治療が中心となります。

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